こんにちは。宮崎の社会保険労務士、宇都陽一郎です。
いよいよ来月、2026年4月から「子ども・子育て支援金制度」がスタートします。 「従業員にどう説明すればいい?」「給与明細はどう変える?」と、直前になって具体的な不安を感じている経営者様も多いのではないでしょうか。
特に宮崎の中小企業では、経営者と従業員の距離が近いからこそ、丁寧な説明で信頼関係を守りたいですよね。今日は、施行1ヶ月前の今こそやっておきたい準備についてお話しします。
1. 「何のための負担か」内訳を正しく伝える
今回の支援金は、健康保険料に上乗せされる形で集められます。 単に「保険料が上がります」と言うだけでは、従業員さんも納得しにくいものです。そこで、このお金が「何に使われるのか」を明確に伝えてあげてください。

(出典:こども家庭庁「子ども・子育て支援金制度」リーフレット)
図にあるように、この支援金は以下のような子育て支援の充実に直接充てられます。
- 児童手当の拡充(所得制限の撤廃や高校生までの延長)
- 妊婦さんのための給付金
- 地域の保育サービスの充実
「宮崎の未来を担う子どもたちを社会全体で支えるためのお金なんだ」という目的を伝えることが、納得感の第一歩です。
2. 事例:B社長が取り組む「透明性の高い」準備
宮崎市内で5名の従業員さんを雇用している「B社長」は、こんな準備を進めていらっしゃいます。
【事例:準備を進める宮崎市のB社長の場合】 B社長は、給与明細に内訳を分けて表示することに決めました。 「一括りにせず、支援金としていくら含まれているのかを分けたほうが、従業員も『何に払っているか』が分かって安心すると思うんだ」 さらに、「会社も同額を負担して、一緒に子育てを応援しているよ」というメッセージを添える準備もされています。
3. 今すぐチェックしたい「直前対策」
① 給与明細の表示項目を分ける
「健康保険料」と一括りにせず、可能であれば「子ども・子育て支援金」という項目を別掲することを検討してみてください。内訳が見えることで、従業員さんの納得感はさらに高まります。
② 「労使折半」であることを周知する
この支援金は、従業員さんだけが負担するものではありません。会社も「半分」を負担します。「会社も一緒に地域の未来に投資している」という姿勢を伝えることは、社内の信頼関係を深める良いきっかけにもなります。
まとめ:来月までに確認したいこと
- [ ] 従業員さんへ「使い道」を説明する準備はできましたか?
- [ ] 給与明細に「内訳」を表示できるよう設定を確認しましたか?
- [ ] 会社も半分負担していることを再認識しましたか?
「具体的にどう説明すればいい?」「うちのソフトで項目は増やせる?」 そんな細かなお悩みがあれば、うと社会保険労務士事務所までお気軽にご相談ください。 宮崎の経営者の皆様が安心して4月を迎えられるよう、私たちが全力でサポートいたします。
参考資料
<子ども・子育て支援金制度/ポスター>
<子ども・子育て支援金制度/事業主向けリーフレット>
<子ども・子育て支援金制度/被用者保険加入者向けリーフレット>
<子ども・子育て支援金制度/国民健康保険・後期高齢者医療制度加入者向けリーフレット>